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頑なに貼りついている蛾の横をいってきますと通り過ぎおり









# by murasakitsukumo | 2012-01-22 03:13 | 短歌

再開

「おなら、ばか、うんち」のなかに真実を繰り出してゆく子らのくちびる


 ほぼ一年ぶりの作歌。
 子供も一年分大きくなって、
 日々の子供たちとのしあわせな交わりは、
 また歌ってみたい気持ちをくすぐってくれる。
 
 その反面、自分の中で出口を求めている
 しあわせとか美しさとは反対の衝動も
 無視できなくなってきた。

 絶叫とまではいかなくても
 ここでひっそり、こっそり、はじめてしまおう、セルフケア。


 





# by murasakitsukumo | 2012-01-22 02:55 | 短歌

気になる人に

会えるような気がした人に会えた日は何度も会ってしまうから不思議












# by murasakitsukumo | 2011-01-12 00:01 | 短歌

ワイン

一日ごとしんと冷たくなる部屋に寝かしておれりふたりの未来







# by murasakitsukumo | 2011-01-11 23:19 | 短歌

新年2011

覚えたてのねーうしとらうーたつみー年越しは子の寝言とともに

まっさらなページを抱いて歌い初む記憶体温秘密まぼろし

都合良くOBになるお正月母校の色のたすきがきれい

ダイヤモンドダストに紛れ日常があざやかな嘘みたいに降りる

笑えない日は笑わずにおれば娘にいいこいいこと撫でられながら












# by murasakitsukumo | 2011-01-08 22:24 | 短歌

008:南北(紫月雲)

子どもらと東西南北地球儀の中に見つける君のあしあと











# by murasakitsukumo | 2010-09-21 03:28 | 題詠ブログ2010

007:決(紫月雲)

あみだくじ引くのとこころ決めるのとさして変わらぬ40周年












# by murasakitsukumo | 2010-09-21 03:13 | 題詠ブログ2010

006:サイン(紫月雲)

古傷はもう疼かない爽やかに君サインレスで通り抜けろよ












# by murasakitsukumo | 2010-09-03 11:15 | 題詠ブログ2010

線香花火

ぢりぢりぢ。ぢりぢりぢりぢ。ぢりぢりぢ。しーん。ぽとん、しーん。また来年












# by murasakitsukumo | 2010-09-03 01:27 | 短歌

公園

こどもらはあ、おつきさまと言つたきり空と大地に駈けこんでゆく










# by murasakitsukumo | 2010-08-31 12:01 | 短歌

005:乗(紫月雲)

捨てたもの多いなんて嘘でした階段駆けて何に乗り合う








# by murasakitsukumo | 2010-08-30 16:02 | 題詠ブログ2010

004:疑(紫月雲)

疑うを知らぬ目をして幼子は蟻んこ一匹ばらばらにする









# by murasakitsukumo | 2010-08-30 15:15 | 題詠ブログ2010

003:公園(紫月雲)

公園に伸びる夏影でこぼこに家族のかたちを刻んでゆけり












# by murasakitsukumo | 2010-08-30 14:46 | 題詠ブログ2010

夏短歌 2010

恋人に「ざくろの花は金魚色」と言えば生まれる私の居場所

照り返す熱に歩みを預ければ一分一秒からの逃亡

レモン味のまあるい氷を舐めていて灼熱をわが身の内に置く

二歳児の「じゃない!じゃない!じゃない!」ある意味で詩的なリズムしかもパンクだ

宿題の答にNOと書きつける_人を裏切ることはできるか

線香花火見知らぬ女の悲しみでいつぱいになるひと夏が消ゆ

できるだけ裸の我はまだ居るかピーコックグリーンの下着を纏う

幼子に占領されている夏のデュエット不協和音のままで

小さくも重たい骸を抱き祈る原爆の日は白い部屋にて









# by murasakitsukumo | 2010-08-25 15:31 | 短歌

東へ行く

こつそりと痛いの痛いの飛んでいけ頂きにある虚空のなかへ

すれ違う鈍行列車のまろき顔急いでゆくなと我に諭せり

真黒い窓にあらわる現し身の髪をほどけばデジャヴの嵐

特急は愛しきものを置き去りに山間の墓地の面をなぞる



# by murasakitsukumo | 2010-06-04 15:35 | 短歌

予感

ざわめきと焦りにゆだねポロポロとジムノペディはなつかしく鳴る



# by murasakitsukumo | 2010-05-14 15:21 | 短歌

芍薬

芍薬といふ花だよと教えおり開くを待ちて夜毎眺むる

芍薬の花弁に葉っぱ埋めてはトトロの土産のようと喜ぶ



# by murasakitsukumo | 2010-04-30 12:28 | 短歌

さくら短歌 2010

花ひらりひらり舞ひ散る足元に異形の母は見え隠れして

女人みな色を好むと説くおのこ君捕まえしさくらの色は

お疲れと我をなぐさむ傍らにソメイヨシノとペパーミントと



# by murasakitsukumo | 2010-04-12 10:06 | 短歌

さくら俳句 2010

かの街もこの村村も桜かな

ちちふさの小さくなりぬ桜時

罪びととなりさらわれて花嵐



# by murasakitsukumo | 2010-04-12 10:05 | 俳句

002:暇(紫月雲)

少しだけグリーンがかった髪色で笑顔の練習 休暇を前に



# by murasakitsukumo | 2010-02-19 01:28 | 題詠ブログ2010

001:春(紫月雲)

こそばゆく春ささやきて陽の下にわたしは固き鎧を捨てて



# by murasakitsukumo | 2010-02-01 10:17 | 題詠ブログ2010

題詠blog2010に参加いたします(紫月雲)

4度目の挑戦です。今回は早めにスタートして、ゆっくり、じっくり、しっかり詠んでいきたいなぁと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。



# by murasakitsukumo | 2010-02-01 00:34 | 題詠ブログ2010

あらたしきとしのはじめのはつはるの

トーストにマーガリンを塗るていねいに慎重にって新しい年



# by murasakitsukumo | 2010-01-18 17:12 | 短歌

ある決意

もし・・・を捨て導かれてゆく道端に頽れて膝小僧撫でおり



# by murasakitsukumo | 2010-01-13 02:57 | 短歌

夜泣き

寝室の赤鬼青鬼宥めおり一時二時三時ようこそ夜明け



# by murasakitsukumo | 2009-12-12 03:18 | 短歌

ばあばのお歌

ひらひらと言へば赤子の小さき手の紅葉の散るがごとく振りけり



# by murasakitsukumo | 2009-12-08 13:47 | 短歌

冬の星

オライオン!乾杯したくなる不思議 来年も其処に在りますように



# by murasakitsukumo | 2009-12-08 12:42 | 短歌

完走報告(紫月雲)

ぎりぎりの駆け込みとなりましたが、昨年に続き、完走することができました。
これからは皆さんのお歌を鑑賞をさせていいただきたいと思います。
ありがとうございました。



# by murasakitsukumo | 2009-11-29 12:40 | 題詠ブログ2009

100:好(紫月雲)

欲望が朽ちてゆくなか「君が好き」あぶり出し絵のように現る



# by murasakitsukumo | 2009-11-29 12:35 | 題詠ブログ2009

099:戻(紫月雲)

問ふてみる我の所在を幾度でも行きつ戻りつ君に逢ふまで



# by murasakitsukumo | 2009-11-27 04:29 | 題詠ブログ2009
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L'ame aussi,si elle veut se reconnaitre, devra regarder une ame (Platon)
by murasakitsukumo

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